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2008年5月9日金曜日

騒音防止技術概要

騒音に関するトラブルにおいて、その防止技術等はほぼ確立されています。
ここでは、騒音防止技術概要を示します。

【音源対策】
①音の発生しない工夫
・音の伝搬を妨げる処置をする。流速を下げる。摩擦を小さくする。衝突を避ける。共鳴を避けるなど。

②消音器の設置
・吸音ダクト形、共鳴形(吸収)、膨張形(反射)、干渉形消音器のうちから発生騒音のスペクトルに合わせて適切なものを選定、設計し設置する。

③防音フード(建屋)
・必要透過損失を調べて壁構造などを決め音源を囲う。音響的完全密閉とする。内部は騒音の周波数を最もよく吸収する吸音処理を施す。

④防振 [振動絶縁・ダンピング処理]
・絶縁周波数の振動伝達率ができるだけ小さくなるように防振ゴムなどを選定し設置する。又は、騒音放射面にダンピング材料によりダンピング処理をする。15dB程度が限界。

【伝搬防止】
⑤距離を離す[音のエネルギーの拡散]
・音源を問題点から十分に離す。音源最大寸法程度以上の範囲では、6dB/倍距離の減衰をする。音源の大きさ、形状を考慮して減衰量を決める。

⑥音源の向きを変える[指向性]
・音の強く放射されている方向を問題点と反対にする。高調波音に対して有効。通常10dB程度。

⑦塀(建物)を建てる[回折]
・塀により音の直接伝搬を低減する。通常10~15dB前後、25dBが限界。

⑧大気の吸収、風、気温、草、樹木の影響
・近距離の場合は一般に無視できる。